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自然の魅力が詰まった木造住宅のメリット・デメリットとは?

2019年12月01日
おしゃれなリビングルーム

木造住宅は自然の魅力が詰まった心安らぐ家として、建築件数が大幅に伸びています。木から感じる癒しは確かに心が安らぐものですし、新築の家のいい香りは格別です。そんな木造住宅のメリットは、何といっても建築費用が安くて済むことです。もともと日本には建築用の木材が多数ありましたし、世界各国の物の行き来がスムーズになったグローバルな物流網の整備により、外国から安い木材を仕入れることが可能となって、さらに建築費用を押し下げることにつながりました。家の建築費用はその大半を建築資材が占めるとあって、安い値段で戸建ての新築の家を持てるというところは、木造住宅ならではのメリットとなっています。

木造住宅の魅力を伝える建築会社によるブログの他、マイホームを持ちたいと考えているブロガーの中には、住友林業のような木造住宅の知識と技術をもった建築会社に依頼して、どんな木造住宅を建てようかといった楽しみを、ブログに綴っていることもよくあります。住友林業は家を持ちたいブロガーの中でも特に人気のある建築会社ですので、住友林業の評判を参考にするのも良さそうです。住友林業の建てる家は調湿効果に優れており、木材が持つ湿気が多い時には湿気を吸収し、逆に乾燥している時には木材の中にある湿気を出すといった調湿効果があるのが特徴です。湿気の多い日本では、木材が持つ調湿効果は大いに気になる要素と言えます。そんな良いところばかりが目立つ木造住宅ですが、メリットがあれば当然のことながらデメリットも存在します。

まず、何といっても耐久性が低いことが最大のデメリットです。調湿効果を持つ木材ですが、地球温暖化によって日本はもはや熱帯地方特有の気候となっています。台風は大型化し、豪雨が何日も続くことによって、木材が持つ調湿効果が発揮できないほどの湿気が発生しています。長引く雨は木材の劣化に直結するだけに、耐久性が低いというデメリットをさらに倍加させてしまいます。湿気を含んだ木材はシロアリの絶好の住処となるため、知らない間にシロアリ被害が広がる、害虫被害恐れが避けられません。さらに、外国からの安い建築資材を選んでしまうと、本来、日本には棲息していない害虫が木材に棲息したまま家が出来上がってしまい、対策に困る害虫被害に悩まされる可能性も否定できないのです。近年ではアルゼンチンアリの大量発生が記憶に新しいところですが、見た目に安らぐ木の家の中に、想像もしていなかった脅威が隠れているかもしれない点は大きなデメリットとなります。