おしゃれな部屋

家庭における支出の中で、最も大きな要素となっているのが光熱費です。毎日の生活は便利な家電に囲まれて暮らしているだけに、電気代がかかるのは致し方ないところですが、光熱費を効果的に抑制することが出来れば支出が大きく変わってきます。

光熱費が最も大きくかかってくる要素をしっかり知ることで、それらの点に集中させて使い方を見直せば、電気代削減にダイレクトにつながってくることから、光熱費を抑える3つのオススメの技をマスターすることがポイントです。1つ目は、家族が多いと節約効果も大きくなる入浴に関する光熱費です。近年は太陽光発電システムを取り付けたり、夜間の安い電力でお湯を作ってためておく給湯器が人気で、電気によってお湯を沸かしてお風呂を利用している家庭も増えています。

ただ、圧倒的にまだまだガス給湯器が多いことから、ガス代という光熱費の削減をメインに考えることがポイントです。そのためにはすっかり習慣化していて気づかないうちに無駄遣いをしているところがないかを探すことが重要です。

一番はシャワーの出しっぱなしで、髪を洗っている時にいちいち止めるのが面倒で出したままという家庭は結構多く、出している間中、ガス代がかかっています。ついでに言えば水も無駄にしていますので、とにかくこまめに止めるという節約の癖をつけることが大事です。家族4人が全員シャワーを出しっぱなしにしていたのをやめ、こまめに止めるようにするだけで確実にガス代が安くなります。さらには、昨今のガス給湯器のほとんどが電気によるリモコン操作で動くようになっていますが、このリモコンの電源をずっと入れておくことでかなりの電気を使っているため、必要なときだけスイッチを入れて、それ以外は切ることも実践しましょう。

2つ目が料理に使う光熱費で、食材は1円でも安いものを探すのに、料理に必要な光熱費には無頓着ということが結構多いものです。簡単なところでは、鍋を使う時には必ず鍋蓋を用いると、用いないときに比べて早く出来上がります。鍋蓋を使わないと鍋の中の温度に大きな差が出るからで、塵も積もればかなりの電気代が削減できます。台所は家電が多いエリアでもありますので、家電のタイプと使い方の見直しも重要です。例えばお湯は沸かして保温したままのポットではなく、魔法瓶タイプにすれば自動でお湯を沸かすことがありません。ごはんも炊飯器である程度の量をまとめて炊き、冷めたご飯は電子レンジで温めた方が保温したままよりも電気代が安くなります。

3つ目は、家電によって必要とする電力は異なりますが、新しいものほど省エネになっていますので、冷蔵庫のような大物家電は買い替えただけで電気代が一気に下がることが珍しくありません。古い家電を使い続けている場合は、買い替えが最も手っ取り早い見直しにつながることもしばしばです。